SBTi 中小企業の定義
SBTi が定める中小企業の定義はこの数年、頻繁に改訂されています。ご留意ください。
2024年11月現在の中小企業の定義、及び料金は以下の通りです。
企業が中小企業とみなされるためには、以下のすべてが当てはまらなくてはなりません。
スコープ1およびロケーションベースのスコープ2の排出量が10,000tCO2e未満であること
金融機関(FI)セクターまたは石油・ガス(O&G)セクターに分類されていないこと
親会社の子会社で、その親会社の事業が標準的な検証ルートに該当しないこと
また、以下のうち3つに当てはまらなくてはいけません。
・ 従業員数が250人未満であること*
・ 売上高が5,000万ユーロ未満であること* 1ユーロ160円計算で 80億円未満
・ 総資産が2,500万ユーロ未満であること* 1ユーロ160円計算で 40億円未満
・森林・土地・農業(FLAG)セクターに属していないこと
*欧州連合(EU)のCSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive)の中小企業基準に沿っています。
必要な費用
また申請に必要な費用は以下の通りです。
新たな短期目標の設定(目標メンテナンスを含む)又は以前の目標の書換 $1,250USD
新しいネットゼロ目標の設定(以前に1.5℃の短期目標の設定をした企業のみ)$1,250USD
短期目標とネットゼロ目標の設定 $2,500USD
参考:中小企業向けのFAQ資料 Version 6.0 2024年10月発行(英語)
参考:TARGET VALIDATION APPLICATION CHECKLIST FOR SMES Version 3.0 2024年10月SBTi発行
中小企業向けSBT取得の手順
手順はSBTiのWebページのリニューアルと共に更新されることがあるのでご留意ください。
登録
下記の中小企業(SMEs)の専用ページを開き、ページの最下部にあるスタートボタンをクリックします。
Target Validation Services for SMEs - SBTi Services
スタートボタンをクリックすると下記のページが開きます。
Target Validation Services - SBTi Services
このページのValidation Portal のリンクから、アカウントを作成し、貴社専用のポータル画面を使えるように登録をします。
目標設定
大企業のようにコミットメント・レターを提出するプロセスはありません。下記の3つの資料に基づいて、Scope1とScope2の削減目標を設定します。
Target Validation Application Checklist for SMEs
SME Criteria Assessment Indicators
また、排出量算出の初期段階にある企業は下記のハブ内にあるツールを使用をすることができます。
提出
ポータル画面でSBTiと契約を結んだ後、目標を提出します。
審査
SBTiは適正な審査を行い、目標を認定します。
公表
企業は6ヶ月以内に認定された目標を企業のウェブサイトなどで公表する必要があります。もしも公表しない場合、また申請プロセスをやり直さなければなりません。
モニタリング
企業はその後も毎年、自社のウェブサイト等で、目標に対する進捗状況を公開します。それをSBTiはモニタリングします。
SBT取得のためのSBTiとのやりとりは、大企業も中小企業も全て英語で行われます。サポートが必要な場合は弊社に是非ご相談くださいませ。
