2024年の評価結果が発表されました!
2025年5月12日、例年より何か月か遅れて、2024年のCDPの評価結果が発表されました。
日本の自動車業界の主要なメーカーの気候変動のスコアを2014年から追ってみました。以下の通りです。
CDP 2024 気候変動 2014-2024 自動車業界比較

トヨタといすゞの2024年のスコアは、評価結果に対して企業側からの申し立てがあるようで、まだ公表されていません。
11年間のスコアの変動を表にしてみると、各社のCDPへの取り組み開始の時期の差、各社の取り組みの醸成や、スコアアップへのドライブのかけ方など、考え方、戦略が見えてきます。
また、A評価の維持が難しいこともわかります。業界限らず、CDPのA評価企業の入れ替わりが激しいことは知られていますが、自動車業界も同様のようです。
サプライチェーン・プログラム
CDPにはサプライチェーン・プログラムという取り組みがあります。メーカーが、Tier-1サプライヤーから納品される部品やサービスに対して、より正確なCO2排出量を把握できるようにするために、CDPがメーカーに代わって、サプライヤーにCDPの回答要請をするプログラムです。
メーカー側もサプライヤーに対してCDP回答方法や、排出量把握、削減の勉強会などを行うことで、双方のエンゲージメントを高める効果もあります。また、このプログラムの参加/不参加で各メーカーの積極性も伺い知ることができます。
上記の表のメーカーの中では、現在、トヨタ、日産、いすゞ、三菱がサプライチェーン・プログラムに参加しています。
たとえば、表中のメーカーの大規模Tier-1サプライヤーである、デンソー、アイシン、古河電工なども2024年のCDP気候変動の評価はA評価を得ています。それらの積極的なTeir-1企業が、さらにサプライヤーへ取り組みを促す形で、表中のメーカーのTier-2、Tier-3へと排出量把握、削減取り組みの連鎖が広がりつつあります。
